戒壇院(かいだんいん) [ぶらり九州]
戒壇院は観世音寺が完成してから15年後761年、日本三戒壇のひとつとして観世音寺の区域内に建立された。三戒壇とは奈良東大寺、下野薬師寺、それに観世音寺の戒壇院をいう。戒壇とは中央部に石で築いてある壇のことで、出家する者に対して、僧侶として守るべき戒律を授けるための儀式が行われる場所である。
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我が国の戒律は聖武天皇の招請によって唐から来た鑑真和上によって伝えられたが、鑑真和上が奈良に到着した754年、東大寺に戒壇が設けられ、天皇はじめ多くの人に授戒したという。江戸時代に観世音寺から独立して現在では博多聖福寺の末寺となっている。
太宰府市観世音寺
(西鉄)太宰府線 西鉄五条駅
◆今週は、夏休みのためコメントは、お休みさせていただきます。
次回の記事は、2010年に撮影した「北陸から山陰ぶらり旅」をお送りします。
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