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吉野秀雄の歌碑と天満宮 [風景]

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 吉野秀雄は1902年に群馬県高崎市で生まれ、1922年慶応義塾大学経済学部に進みますが、喀血して帰郷して正岡子規・伊藤左千夫以下のアララギ派歌人の歌集を読み、作歌を志し生涯病気と闘いながらも、自らの信念に基づいて作歌を続け『天井凝視』『苔径集』『早梅集』『含紅集』などの作品を残します。

「天神島碑文」
この島を北限とせる浜木綿の
身を寄せ合ふがごとき茂りよ
草質(くさだち)といへど逞し浜おもと
佐島の磯にいのち根づきし

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 天神島はその昔「渡ることのできない神の島」とされていたそうですが、天神橋が出来て今は、訪れることができ願いが叶います。
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 御船歌は御座船歌とも呼ばれ、江戸時代の将軍や大名が御座船に乗る時や新造船の進水式などに船手によって歌われ、佐島の御船歌は、48曲あるとされていて、お正月や祭礼など限られた時だけに歌い継がれているそうです。

画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・

神奈川県横須賀市佐島
JR横須賀線、逗子駅からバス
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夏炉冬扇

吉野秀雄。久方に名前ききました。
by 夏炉冬扇 (2020-10-16 08:04) 

ぼんさん

「神の島」の厳かな雰囲気が伝わってきます(^_^)
by ぼんさん (2020-10-16 09:39) 

溺愛猫的女人

神の島としてずっと崇められてきたのですね。
by 溺愛猫的女人 (2020-10-16 12:05) 

Boss365

こんにちは。
吉野秀雄さん、知らなかったです。
天神島の天満宮、ご利益はありそうです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-10-16 12:42) 

JUNKO

よい歌を詠んでいますね。
by JUNKO (2020-10-16 20:06) 

SORI

tarouさん おはようございます。
静かな雰囲気に建つ歌碑が、吉野秀雄をしのんでするように感じます。天神島の雰囲気が伝わってきます。
by SORI (2020-10-17 09:27) 

響

すごく雰囲気の良い場所ですね。
こんな歌を詠める感性が欲しい。
by (2020-10-17 09:47) 

makkun

tarouさん
こんにちわ~(^^
Wの文系で学んでた頃に吉野秀雄を知りましたが
私も懐かしい名前ですヽ(^o^)丿

スカシカシパンの動画を見せて戴きましたが
ホントに珍しいモノを拝見でした(^^♪

同級生から「俺に任せろ!」は本当に心強かった~・・
そして費用も相場の半値と書きましたが
本当は1/3で済ませてくれるとの事なので
3日間の不便さは我慢せねばなりませんね~(^_-)-☆
by makkun (2020-10-17 12:06) 

kohtyan

正岡子規は、肺結核に侵されて、喀血しがらも
俳句を作り続けました。
吉野秀雄もそうだったんですね、
実家は繊維問屋の吉野藤ですか、私も繊維だったので
吉野藤はよく知っているいます。
by kohtyan (2020-10-17 22:33)