薬師寺(やくしじ) [百寺巡礼(五木 寛之)]
奈良 三番 「時をスイングする二つの塔」
天武天皇の皇后病気平癒を祈願して建立された古刹で、裳階つき三重塔と仏教美術の秀作といわれる薬師三尊があり、世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつです。
(西塔)
東塔(国宝)は、薬師寺が創建当初より唯一残しています、一見六重塔に見えますが、実際は三重の塔で、これは各層に裳階「もこし」と言われる小さい屋根があるためで、この大小の屋根の重なりが律動的な美しさをかもし出し「凍れる音楽」という愛称で親しまれています。
国宝の東塔は、平成22年晩秋頃から約10年間解体修理工事が行われましたが、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、皆様の健康と安全を第一に考慮し、法要が延期されています。
塔の上層部を相輪「そうりん」といい、その上部の水煙に透かし彫りされた24人の飛天は笛を奏で、花を蒔き、衣を翻し、祈りを捧げる姿で、晴れ渡った大空に御仏を讃えています。
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撮影:20100409
奈良県奈良市西ノ京町
近畿日本鉄道、橿原線、西ノ京駅
近畿日本鉄道、橿原線、西ノ京駅
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