勝常寺(しょうじょうじ)大雪の中 [百寺巡礼(五木 寛之)]
東北 第六十六番
庶民が慕った、最澄の好敵手
勝常寺は 807年、徳一によって開かれた東北を代表する古刹で、1200年の歴史と東北を代表する国宝及び国重要文化財があります。創立された当時は七堂伽藍が備わり、多くの附属屋、十二の坊舎、百余ヵ寺の子院を有する一大寺院であったと伝えられています。 仁王門には草鞋が奉納され、入ると右側に収蔵庫・経堂、左側に鐘楼、そして正面が薬師堂です。
徳一の創建とされる「会津五薬師」のうち中央薬師といわれる勝常寺の薬師如来と両脇侍は、仏都会津を象徴する仏像で、国宝に指定されていますが、訪れた時は拝観時期が終了していて次の開館は4月からと言うことでx、国宝の仏像には会うことが出来ませんでした。これだけ多くの平安初期の仏像が一ヶ所に保存されているのは我が国でも珍しく桜の咲くころにもう一度訪れて見たいところです。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
撮影:2015.02.13
福島県河沼郡湯川村
JR磐越西線、笈川駅
JR磐越西線、笈川駅
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