高徳院(こうとくいん)国宝の鎌倉大仏 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
鎌倉大仏として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像の造立が開始されたのは1252年、制作には僧浄光が勧進した浄財が当てられたとも伝えられ、その後、大仏殿は台風や大津波のため倒壊し、室町時代の末までには、今の「露坐の大仏」になったそうです。
像高約11.3m、重量約121t は、規模こそ奈良東大寺の大仏に及ばぬものの、ほぼ造立当初の像容を保ち仏教芸術史上、価値があります。北条得宗家の正史「吾妻鏡」によれば、創建当時の事情には不明な部分が多く、未だ尊像の原型作者すら特定されていません。当初尊像を収めていた堂宇については、太平記や鎌倉大日記によって、1334年および1369年の大風と1498年の大地震によって損壊したとの記録があるそうです。
像内は空洞で人が入ることができ、一般拝観者も大仏内部を見学することがで来ます。
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撮影:2010.07.08
神奈川県鎌倉市長谷
江ノ島電鉄、長谷駅
江ノ島電鉄、長谷駅
百寺巡礼(五木寛之)の本を元に全国を巡って写した、お寺の写真を4Kフォトムービーにしています。
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円覚寺(えんがくじ)夏目漱石や島崎藤村もここで参禅 鎌倉 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
鎌倉時代の1282年に、鎌倉幕府執権・北条時宗が元寇の戦没者追悼のため中国僧の無学祖元を招いて創建、三門(山門)は1785年、大用国師誠拙周樗が再建したものと言われ、「円覚興聖禅寺」の額字は伏見上皇の勅筆とされ、楼上には十一面観音、十六羅漢像などを安置しているそうです。
仏殿
宝冠釈迦如来座像
今でも、一般の人も参加できる土日坐禅会が実施されています、かつて夏目漱石や島崎藤村もここで参禅したことが知られています。
洪鐘(国宝)鎌倉で一番大きい梵鐘で鎌倉三名鐘の一つです。
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撮影:2010.07.08/2014.10.16
神奈川県鎌倉市山ノ内
JR横須賀線、北鎌倉
JR横須賀線、北鎌倉
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建長寺(けんちょうじ)半増坊では天狗が待ってます 4K [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
鎌倉五山の第一位で、北条時頼が1253年に宋から高僧蘭渓道隆を招いて創建。総門・三門・仏殿・法堂などの主要な建物が中軸上に並ぶ大陸的な伽藍配置を残しています。仏殿の前にある樹齢約730年のビャクシンの古木が寺の歴史を感じさせてくれます。
山門(三門)は1775年の上棟で、棟梁は建長寺大工の河内長兵衛で下層はすべて吹き放しで、上層内部には宝冠釈迦如来像を中心に十六羅漢像、五百羅漢像などが安置されていますが非公開です。
天井画は小泉淳作筆の雲龍図
半僧坊は、境内のもっとも奥、山の中腹にある、建長寺の鎮守で、ここに祀られる半僧坊権現は、1890年に当時の住持であった霄(おおぞら)貫道禅師が静岡県引佐郡奥山(現・浜松市北区)の方広寺から勧請した神で、火除けや招福に利益があると言われています。上る石段の途中には天狗の像があります。
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撮影:2014.10.30
神奈川県鎌倉市山ノ内
JR横須賀線、北鎌倉
JR横須賀線、北鎌倉
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成田山新勝寺(なりたさん しんしょうじ)息をのむ三重塔 千葉 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
新勝寺は成田のお不動様として親しまれ、歌舞伎の成田屋・市川團十郎丈、海老蔵丈など多くの人々が江戸の昔から参詣する霊場で、寛朝大僧正が940年に開山した真言宗智山派の大本山です。本尊の不動明王は、平安時代、嶬峨天皇の勅願により弘法大師が一刀三礼、敬慮な祈りを込めて彫り開眼したそうです。
大本堂の手前右手に建つ三重塔は、1712年建立で高さ25mの中規模の塔ですが、軒裏には雲文を刻んだ板で軒を支えています。初層は各面の中央を扉とし、その両脇の柱間には十六羅漢の彫刻を施した、近世建築らしく装飾性豊かな塔でです。
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撮影:2010.03.06
千葉県成田市成田
JR横須賀線、成田駅/京成成田駅
JR横須賀線、成田駅/京成成田駅
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柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)寅さんの街 東京 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
帝釈堂内殿の外部全面は、装飾彫刻で覆われ中でも胴羽目板の法華経説話の浮き彫り10面が著名で、1922年から1934年にかけて、加藤寅之助ら10人の彫刻師が分担制作したそうです。
これらの彫刻を保護するため、内殿は建物ごとガラスの壁で覆われ、見学者用の通路を設け、「彫刻ギャラリー」と称して一般公開されています。
参道の両側には名物の草だんごを売る店、老舗の川魚料理店などが軒を連ねています。入り口には二天門が建ち、夏目漱石や松本清張の著作にも登場する川魚料理の料亭があり、昔ながらの下町情緒あふれる一角は、映画「男はつらいよ」の世界が味わえます。
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撮影:2011.03.05
東京都葛飾区柴又
京成金町線、柴又駅
京成金町線、柴又駅
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