久遠寺(くおんじ)樹齢400年ともいわれる枝垂桜が咲き誇る 山梨 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
1274年に日蓮聖人が身延山へ入り「法華経」の読誦と門弟たちへの教導に終始した日蓮宗の総本山で、しだれ桜は全国的にも有名です。
伽藍は明治8年の大火で焼失し、現在立ち並ぶ堂宇は再建されたものが多いそうです。
本堂は1985年落慶、本尊は日蓮聖人真筆大曼荼羅本尊を木造形式にしたいわゆる立体曼荼羅で、釈迦如来像・多宝如来像・四菩薩像・不動明王像・愛染明王像・四天王像・普賢菩薩像・文殊師利菩薩像・日蓮大聖人坐像などからなっています。
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撮影:2012.04.14
山梨県南巨摩郡身延町
JR身延線、身延駅
JR身延線、身延駅
百寺巡礼(五木寛之)の本を元に全国を巡って写した、お寺の写真を4Kフォトムービーにしています。
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萬福寺(まんぷくじ)インゲン豆・レンコン・・・を伝えた隠元禅師が開いた寺 宇治 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
黄檗山萬福寺は1661年に中国僧、隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開創されました。隠元禅師は、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来朝され、宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)」と名付けたそうです。
隠元禅師が日本に伝えたと言われる食べ物には、インゲン豆・レンコン・スイカ・タケノコ(孟宗竹)・中国式の煎茶文化があるそうです。また、禅師の請来された文物は、美術、医術、建築、音楽、史学、文学、印刷、煎茶、普茶料理などを伝えられました。
弥勒菩薩(布袋)坐像
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撮影:2010.04.10
京都府宇治市五ヶ庄
JR奈良線、黄檗駅
JR奈良線、黄檗駅
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東大寺(とうだいじ)大仏殿前の八角灯篭(国宝)は創建当初から有った 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
東大寺は、743年に聖武天皇の命令により、巨大な盧舎那仏坐像(大仏)をつくり、それを安置する総国分寺としてはじまりました。当時は、大仏殿や南大門のほか、講堂や七重塔など、巨大な建物がつぎつぎとつくられ、繁栄しましたが、1180年 平氏に1567年松永久秀に焼き討ちされ、天平時代の建物は、転害門などを残すのみで南大門は鎌倉時代、大仏殿は江戸時代に再建されたもので、建物や大仏の巨大さには、いまでも驚かされるばかりです。
廬舎那仏座像は奈良の大仏さまとして親しまれている世界最大の銅造仏で、745年から工事がはじまり、752年に開眼供養されましたが、その後はたびかさなる戦で焼かれそのたびに大改修が行なわれ、現在の大仏は、胴体が鎌倉時代、頭部が江戸時代になおされたもので、台座の蓮弁部と左大腿部の一部に天平当時のものが残っているそうです。
南大門は東大寺の正門で、1203年に「大仏様」という建築様式で再建されました。
八角灯篭(国宝)は、奈良時代の創建当初から残され続けている大変貴重な存在で、日本最大かつ日本最古の灯籠として国宝にも指定されています。
回廊と桜
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撮影:2010.04.09
奈良県奈良市登大路町
JR奈良駅
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當麻寺(たいまでら)平安時代初期建立の東塔・西塔(国宝)が残る寺 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
奈良県葛城市にある7世紀創建の寺院、山号は「二上山」創建時の本尊は弥勒仏(金堂)であるが、現在信仰の中心となっているのは当麻曼荼羅だそうです。
平安時代初期建立の2基の三重塔(国宝)は(東塔・西塔)があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られています。
西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫伝説で知られ、毎年5月14日に行われる練供養会式(ねりくようえしき)には多くの見物人が集まる、この行事も当麻曼荼羅と中将姫にかかわるものだそうです。
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撮影:2010.04.08
奈良県葛城市當麻
近鉄南大阪線、当麻寺駅
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飛鳥寺(あすかでら)日本最古のものと言われている飛鳥大仏 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
飛鳥寺は596年に蘇我馬子により創建され、日本最古で最初の本格的な伽藍配置を持つ大寺院で、日本最古の大仏となる釈迦如来像を安置した寺院だそうです。
飛鳥大仏の通称で知られる銅造釈迦如来坐像は像高275.2cmで、609年完成のようです。
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撮影:2010.04.08
奈良県高市郡明日香村飛鳥
近鉄橿原線橿原神宮前駅
近鉄橿原線橿原神宮前駅
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中宮寺(ちゅうぐうじ)世界の三つの微笑像の一つ半跏思惟像 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
中宮尼寺または斑鳩御所とも言われ、来歴深い門跡寺院で、本尊弥勒菩薩半跏像と天寿国曼荼羅繍帳を所蔵しています。現境内は夢殿のある法隆寺東院の東に接する子院地にあり、この本堂は、1968年に高松宮妃の発願で建立されました。
半跏思惟像は、飛鳥時代の最高傑作のひとつで国際美術史学者間では、この像の顔の優しさを評して「世界の三つの微笑像」とも呼ばれているそうです。(画像はWebより)
夢殿の宝珠
天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)は、日本最古の刺繍遺品として知られ、622年聖徳太子の妃である橘大郎女が宮中の采女に命じて、太子が往生なされている天寿国のありさまを刺繍したものだそうです。(画像はWebより)
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撮影:2010.04.09
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北
JR関西本線(大和路線)法隆寺駅
JR関西本線(大和路線)法隆寺駅
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法隆寺(ほうりゅうじ)聖徳太子が創建したと伝えられる寺院 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
法隆寺は7世紀に創建され古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設で、聖徳太子が創建したと伝えられる寺院です。
金堂(国宝)の内部には法隆寺の本尊、薬師如来を中心とする釈迦三尊像が安置されています。西院伽藍最古の建築で軒の安定した姿が美しいです。
夢殿(国宝)は、西院の東大門をくぐると、広い参道の正面に東院伽藍が現われて、甍の上には見事な夢殿の宝珠が輝いています。ここは聖徳太子の斑鳩の宮の跡で、朝廷の信任厚かった高僧行信(ぎょうしん)が宮跡の荒廃ぶりを嘆いて太子供養の伽藍の建立を発願し、748年に聖霊会(しょうりょうえ)を始行したとされる太子信仰の聖地だそうです。
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撮影:2010.04.09
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
関西本線、法隆寺駅
関西本線、法隆寺駅
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秋篠寺(あきしのでら)日本唯一の伎芸天(ぎげいてん)は芸能をつかさどる女神 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
奈良時代末期780年頃、光仁天皇の勅願によって建立され、開山は善珠僧正と伝えられています。本堂は1135年に火災で焼失し、現在の建物は鎌倉時代に堂宇の遺材で再建されたものだそうです。
伎芸天(ぎげいてん)HPより
本堂には25体の仏像が安置されていますが、最も有名な仏像は本堂左端に立つ伎芸天像(ぎげいてん)で、像高206cmのしなやかな立ち姿は「東洋のミューズ」との称賛を受けるほどです。
撮影:2010.04.09
奈良県奈良市秋篠町
近鉄、大和西大寺駅
近鉄、大和西大寺駅
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唐招提寺(とうしょうだいじ)美しいエンタシスの柱で有名な金堂には天平仏が並びます 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
唐招提寺は唐僧・鑑真が759年、新田部親王の旧宅跡を朝廷から譲り受け寺としたもので、鑑真は仏教者に戒律を授ける「導師」「伝戒の師」として日本に招請されました。
南大門をくぐった正面にその荘厳な姿を見せる金堂は、8世紀後半の創建時の姿を残す代表的な建築物で、堂内は、連子窓から取り入れられた柔らかな光に満たされ、中央に本尊・盧舎那仏坐像、右に国宝・薬師如来立像、左に国宝・千手観音立像が並ぶ姿は、天平時代を彷彿させています。
廬舎那仏座像(国宝)ホームページより
千手観音菩薩立像(国宝)ホームページより
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撮影:2010.04.09
奈良県奈良市五条町
近鉄、西ノ京駅
近鉄、西ノ京駅
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薬師寺(やくしじ)奈良時代に遡る唯一の東塔は国宝 奈良 [百寺巡礼(五木寛之) 4K バージョン]
天武天皇の皇后病気平癒を祈願して建立された古刹で、裳階つき三重塔と仏教美術の秀作といわれる薬師三尊があり、世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつです。
東塔(国宝)は、薬師寺が創建当初より唯一残しています、一見六重塔に見えますが、実際は三重の塔で、これは各層に裳階(もこし)と言われる小さい屋根があるためで、この大小の屋根の重なりが律動的な美しさをかもし出し「凍れる音楽」という愛称で親しまれているそうです。
金堂
大講堂
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撮影:2010.04.09
奈良県奈良市西ノ京町
近畿鉄道 橿原線、西ノ京駅
近畿鉄道 橿原線、西ノ京駅
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