海蔵寺 謎の井戸(十六の井は謎の多い井戸で 詳しいことは解明されていない)神奈川 [思い出の写真をフォトムービーにして Ⅱ]
海蔵寺仏殿の裏のトンネルをくぐると岩窟があって、その中に丸く掘られた穴が縦横4つずつ並んでいる。「十六ノ井」と呼ばれていますが、何のための穴なのかは判っていません。
岩窟内部正面の壁面には、観音菩薩像が安置されて、この像は、1446年に安置された石像といわれ、その以前までは青銅製の観音菩薩像が安置されていたという。
観音菩薩像の下に置かれているのは弘法大師像、16の穴について、『扇谷山海蔵略寺縁起』には、開山が観世音菩薩のお告げによって井戸を掘り出し、その時に観音菩薩像も出てきたと伝えている。一方で、弘法大師が掘ったもので、仏に奉納する水を汲んだ井戸であるとする伝説も残されていますが、謎の多い井戸で、詳しいことは解明されていないそうです。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
撮影:2015.06.08