金沢・ひがし茶屋街(江戸時代がそのまま残る茶屋「志摩」に上がる) 石川 [思い出の写真をフォトムービーにして Ⅱ]
ひがし茶屋街は1820年に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋をここに集めて町割りしたもので、格子戸と大戸、それに二階の造りの町並みは、藩政時代の面影を今も残しています。
国指定重要文化財「志摩」は、1820年に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのままが残り、文化遺産として高く評価されています。お茶屋は、2階を客間とし、遊興を主体とした粋な造りとなって、お客が床の間を背にして座ると、その正面が必ずひかえの間となる。襖がひらくと同時に、あでやかな舞や遊芸が披露されます。ここでの遊びといっても、琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯から、和歌、俳諧に及ぶものであり、巾広く高い技能と教養が要求され「芸どころ金沢」の礎となっているそうです。
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撮影:2008.09.13