清水山浄泉寺(山門・経堂)浄土宗 [伊豆ドライブ]
清水山浄泉寺は静岡県賀茂郡松崎町松崎に境内を構えている浄土宗の寺院で、創建は1414年、岌嘆上人が開いたのが始まりと伝えられています。正面の山門は一間一戸の鐘楼門で、1810年に廻船問屋長谷川傅太郎が寄進したと伝えられるものです。
経堂の外壁は真壁造り、彫刻は松崎町出身の石田半兵衛が手掛けています。六角輪蔵には、ぎっしりと一切経が納められており、この輪蔵を手で一回転すると、すべての経を読んだと同じご利益があると言われています。
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静岡県賀茂郡松崎町
伊豆急蓮台寺駅からバス
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時計塔と明治商家中瀬邸 [伊豆ドライブ]
この時計塔には13時の文字が刻まれており、ありえない13時に松崎のロマンを表現しています。また、円形の天井には鳳凰に似た南方の想像上の鳥の姿を描き、鳥の周囲には水の流れや、春夏秋冬、夜を現す図柄が描かれています。
明治20年、呉服商家として建てられた中瀬邸は、わずか数代のうちに財を成した大地主の建物は、現代では考えられない程贅沢な木造建築で、太い柱や梁、贅沢な素材や細工をはじめ当時を忍ばせる道具や調度品の数々があり、渡り廊下を通った先の離れでは、松崎町で撮影された「世界の中心で愛をさけぶ」などのドラマや映画のロケで使用されたものが展示されています。
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静岡県賀茂郡松崎町
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松崎なまこ壁(松崎の風情を代表する通り) [伊豆ドライブ]
松崎の冬の西風は猛烈で、吹き始めると3日は止みません。そこでより堅牢で、火事にも強い建物が求められ、建物の壁面に平瓦を貼り、継ぎ目に漆喰をかまぼこ型に盛り上げて塗り、その形が海にいる「なまこ」に似ていることからなまこ壁と言われています。
なまこ壁通りには、近藤平三郎生家も有ります。近藤平三郎は、明治十年薬種商を営む近藤家の長男として生まれ、東京帝国大学薬学課を卒業しドイツ留学の後、東京帝国大学薬学主任教授となりアルカロイドの研究に大きな足蹟を残します。
近年、生活様式の変化や老朽化により数が少なくなってはいるものの、松崎町には、今もなお多くのなまこ壁の母屋や土蔵が人々の日常生活の中に溶け込み残っています。
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静岡県賀茂郡松崎町松崎
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伊那下神社(いなしもじんじゃ) 樹齢約1000年のイチョウは天然記念物 [伊豆ドライブ]
彦火々出見命、住吉大神の2柱を祀る神社で、境内には宮司さんのチェンソーアートによる精霊たちが、訪れる方を迎え入れてくれます。
境内にある御神木は、樹齢約1000年のイチョウで、県指定天然記念物です、その昔、沖を行く船が、秋になり黄葉した姿を目印にしたとも言われ、太さ8m、樹高22m、枝張り25m。他の2本のイチョウと合わせ「親子イチョウ」として親しまれています。
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静岡県賀茂郡松崎町松崎
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ナシミエントの塔(貴重なサグラダファミリア主任彫刻家の外尾作品) [伊豆ドライブ]
スペインバルセロナの「サグラダファミリア」で主任彫刻家として活躍する外尾悦郎氏が、一時帰国し手がけた貴重な作品で、ナシミエントとはスペイン語で「生誕」を意味し、この塔は、タブノキの芽がつぼみを破り天に向かって伸びていく生命力を力強く表現したものです。
長八美術館に隣接する民芸館の空中庭園(トンネル上)に、『ナシミエント』と名付けられた高さ4.9m、直径最大1.1mの稲田石(白花崗岩)による彫刻の塔があります。
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静岡県賀茂郡松崎町松崎
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伊豆の長八美術館(いずのちょうはちびじゅつかん)江戸と21世紀を融合させた建物 [伊豆ドライブ]
入江 長八は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した名工(左官職人)工芸家で、なまこ壁、鏝絵といった漆喰細工を得意としています。入江長八の作品約50点を展示・紹介しています。建物のあらゆる場所に、全国から集まった優秀な技術者たちが伝統の技を駆使しており、江戸と21世紀を融合させた建物として注目されています。
1833年20歳のとき江戸へ出て御用絵師である谷文晁の高弟、狩野派の喜多武清から絵を学ぶ一方、彫刻も学び絵画や彫刻技法を漆喰細工に応用し、従来は建物の外観を装飾する目的で漆喰壁に鏝で模様を描いていたものを、絵具で彩色して室内観賞用の芸術品に昇華させます。
長八美術館前には高さ5m、直径3mの円筒型の鏝塚があります。
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1986年に開館した「伊豆の長八美術館」には約50点が展示され、また重要文化財の岩科学校や、春城院、三島市の龍沢寺など故郷周辺に、作品が点在しています。
静岡県賀茂郡松崎町
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岩科学校(いわしながっこう)入江長八が残した「千羽鶴」鏝絵 [伊豆ドライブ]
松崎町は左官の名工で工芸家であった入江長八の出身地で、2階の和室には代表作「千羽鶴」の鏝絵が残されています。扁額上の龍の彫刻も長八の作と伝えられ、この「鶴の間」は、客室としての利用の他、日本の伝統作法や裁縫などの授業にも利用されていた和室で、実に彩り豊かな部屋となっていて、およそ学校の校舎としては似つかわしくないその豪勢な造りと、白黒のシンプルな外観からは想像できない鮮やかな色彩に、訪れる方の多くが驚きを覚える和室となっています。
明治時代の校長室や教室の復元、昔の囲炉裏や生活用具などが展示されています。「岩科学校」は、当時の学校の様子を体感できる貴重な展示施設となっているとともに、「岩科小学校」の足跡を今に伝える、地元岩科の人々にとっても貴重な遺産になっています。
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松崎が生んだ名工「伊豆の長八」こと「入江長八」で、部屋に入り畳に座り見上げると、ぐるりと欄間に138羽の「鶴」が舞っており、抜けるような青空と、今にも目の前を横切りそうな「鶴」の羽ばたく姿に圧倒されます。
静岡県賀茂郡松崎町宮内
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岩科学校(いわしながっこう)伊豆地区最古の小学校 [伊豆ドライブ]
なまこ壁をいかした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風を取り入れた伊豆地区最古の小学校で、1879年4月に着工し、1880年9月に完成した洋風デザインが印象的な建物です。
開化亭「旧岩科村役場」は、岩科商社として作られ、後に岩科村役場として使用されていましたが、由緒ある建物で有ったので、岩科学校の校庭に移築復元され、現在は休憩所・売店として利用されています。
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静岡県賀茂郡松崎町宮内
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江川邸(展示物いろいろ) [伊豆ドライブ]
英龍(坦庵)は代官としての素質だけでなく、学問や芸術の見識も深かったそうで、母屋内北東のじゅくの間では、江川塾を開いていました。大山巌・黒田清隆・佐久間象山・大鳥圭介・橋本左内・桂小五郎・榎本武揚などの偉人含めて、門下生は4000人にも及んだそうです。
1842年頃、兵糧(非常食)としてパンに着目し、日本で最初にパンの製造を行います。邸内に築かれた窯で焼かれたパンは、長期保存を目的としていたので、乾パンのような硬いパンだそうです。
米蔵は明治(1892)と大正(1919)に建築された比較的新しい建物で、ほんの一部ですが、内部は農機具や鉄砲などの展示スペースになっています。
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静岡県伊豆の国市韮山
伊豆箱根鉄道、韮山駅からバス
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江川邸(日本最初のパン製造) [伊豆ドライブ]
江川家36代江川英龍(坦庵)は、幕末時代に活躍した優れた代官で、国防の必要性を感じ幕府に対する沿岸防備の建議や農兵制度、西洋砲術の研究と訓練、銃砲鋳造のための反射炉の計画と実行などを行います。
入母屋造総葺きだったが昭和初期の修理で銅板葺きになりましたが、代官屋敷をそのままの形で今に伝え、国指定重要文化財にしいされています、特に目をひくのは力学的に組まれた天井と立木をそのまま利用した生柱です。
江川英龍(坦庵)の日本で初めてのパン製造を讃え、昭和28年に全国パン協会によってパンの石碑が建てられました。
江川邸は、伊豆の国市韮山にあり、関東一円を治めていた代官屋敷で、建物や保有する古文書などの資料は、国の重要文化財になっています。NHK大河ドラマ「篤姫」・映画「山桜」・日曜劇場「JIN-仁」など、さまざまなロケに使われ、江戸時代がたっぷり詰まっている場所です。
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静岡県伊豆の国市韮山
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