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青の洞門(あおのどうもん) [ぶらり九州]

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 諸国遍歴の旅の途中、ここに立ち寄った禅海和尚が、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすのを見て、ここにトンネルを掘り安全な道を作ろうと、托鉢勧進によって掘削の資金を集め、石工たちを雇ってノミと槌だけで30年かけて掘り抜いたといわれる。1750年の第1期工事の完成後には、通行人から人4文、牛馬8文の通行料を徴収したという話が伝わっており、この洞門は日本最古の有料道路ともいわれています。

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 1906年から1907年にかけて陸軍日出生台演習場(ひじゅうだいえんしゅうじょう)への輸送路整備のために大改修が行われ、車両が通過できるよう拡幅され、この工事の結果、完成当初の原型はかなり失われたが、明かり採り窓等の一部に手掘りのノミの跡が残っています。

大分県中津市本耶馬渓町曽木
JR中津駅、南口よりバス

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