六代御前(逗子景勝十選)平家の一門・平維盛の子・六代御前の墓伝説地 [長柄桜山歴史回廊]
六代御前の墓伝説地は初代・平正盛から6代目の平家嫡流の男子であることから「六代御前」と呼ばれ平維盛の嫡男(清盛の曾孫)の墓と伝承がある墓跡です。
駿河国の住人岡部権守泰綱(やすつな)の手にかかり、ここ田越川の畔で30代の若さで処刑され平家の血筋は途絶えました。六代御前が処刑されたのは、間違いないとされていますが史実として立証される証拠がなく、伝承地として村人に語り継がれ、祀られてきた場所だそうです。
平高清(六代御前)は平維盛(これもり)の嫡男で、平家正統の跡継ぎ(正盛→忠盛→清盛→重盛→維盛→高清)
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神奈川県逗子市桜山
JR逗子駅
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旧脇村邸(逗子市桜山)景観重要建造物 [長柄桜山歴史回廊]
木造二階建て和洋折衷様式の数寄屋造りで伝統的様式や技法で建築されており、逗子の歴史・生活・文化の感じられる建築物で逗子市景観重要建造物に指定されています。
昭和9年に三井物産常務取締役 藤瀬氏の別荘として建てられその後、東京大学教授の脇村氏が購入し住んでいましたが、今は蘆花記念公園の一部となっています。
田越川河口近くに掛かる富士見橋
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神奈川県逗子市桜山8丁目
JR逗子駅
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披露山公園(ひろやまこうえん)かながわの景勝50選 [長柄桜山歴史回廊]
展望台からは西側に逗子マリーナ、江ノ島、相模湾そして天気が良ければ雄大な富士山も一望でき、南側には葉山マリーナと三浦半島の雄大な自然が見渡せる最高のロケーションにあり、かながわの景勝50選にも選ばれている景勝地です。
公園内にはニホンザル猿が飼育され、くじゃく・うさぎ・ニワトリなどの小動物もいたり、逗子海岸へ続くハイキングコースもあり家族連れにも人気だそうです。
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神奈川県逗子市新宿
JR逗子駅
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浪子不動と不如帰の碑(小説「不如帰」の舞台) [長柄桜山歴史回廊]
昔は「波切不動」や「白滝不動」と呼ばれていましたが、徳富蘆花の小説「不如帰」の舞台になったことから小説のヒロイン「浪子」の名にちなみ、浪子不動と呼ばれるようになったようです。
浪小不動(高養寺)の本堂は、葉山にあった慶増院の建物を1953年に移したもので、葉山にゆかりのあった2人の政治家 高橋是清・犬養毅からとられています。海中に立つ「不如帰」の碑は1933年に建てられ、碑の文字は蘆花の兄蘇峰の筆によるもので、この石は江戸時代の初め江戸城修築のために、鍋島藩が伊豆から江戸への海上輸送中に嵐に遭い大崎沖で難破し置き去りにされたものと伝えられています。
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神奈川県逗子市新宿
JR逗子駅
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蘆花記念公園・郷土資料館(明治の文豪徳富蘆花が「自然と人生」や「不如帰」を執筆した思い出の場所) [長柄桜山歴史回廊]
明治の文豪徳富蘆花(とくとみ ろか)のゆかりの地で、逗子の桜山にある公園です、徳冨蘆花は1897年から4年間、逗子市桜山にあった柳屋旅館に夫妻と住み、あの有名な「自然と人生」や「不如帰」を執筆した場所だったそうです。
蘆花記念園内を巡る散策路は、蘆花散歩道と名付けられ、徳川家16代家達の別荘だった場所が郷土資料館になって逗子にゆかりのある文学、歴史などの資料が多数展示されていました。(現在は閉館中)
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神奈川県逗子市桜山8丁目
JR逗子駅
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長柄桜山古墳群(2号墳)標高101.5メートル、全長約88m、後円部径約54mの大きさ [長柄桜山歴史回廊]
第2号墳の前方部の正面には逗子湾を眺めることができ、江の島や富士山まで望むことができる絶好のロケーションとなっています。
全長約88m、後円部径約54mの大きさで、第1号墳に匹敵する規模をもつ前方後円墳です。小規模な調査しか行われていないため詳しいことがわかっていませんが、第1号墳にはみられない葺石(ふきいし)が存在することがわかっています。葺石は、古墳の表面に石を貼り付けて古墳を飾る築造技術で、第1号墳とよく似た円筒埴輪と壺形埴輪が見つかっており、古墳の上に立て並べられたと考えられています。
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神奈川県逗子市桜山
三浦郡葉山町長柄
JR逗子駅
三浦郡葉山町長柄
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長柄桜山古墳群(ながえさくらやまこふんぐん)1号墳 [長柄桜山歴史回廊]
神奈川県逗子市桜山と三浦郡葉山町長柄の境界にある、2基の前方後円墳で構成される古墳群で2002年国の史跡に指定されました。
第1号墳は、全長91.3m、後円部径52.4mの大きさで、現存する県内の古墳では最大です。墳丘は岩盤を削り出したのちに後円部と前方部の上に盛土をしてつくっています。墳丘は後円部三段、前方部二段に築かれており古墳の上には円筒埴輪と壺形埴輪が立て並べてありました。後円部の中央では、納められた木棺が腐って落ち込んだ、長さ7mの陥没坑が発見されています。部分的な発掘調査によって、粘土槨と呼ばれる木棺を粘土でおおった構造の埋葬施設が1基築かれていることがわかっています。
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神奈川県三浦郡葉山町長柄
JR逗子駅
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田越神明社(たごえしんめいしゃ)庚申塔&石仏群 [長柄桜山歴史回廊]
御祭神は天照大神、鳥居の柱には元禄十六年(1703年)と刻まれ、江戸時代・東山天皇の代に勧請されたと思われています。
青面金剛(しょうめんこんごう)は、日本仏教における信仰対象の1つ、庚申待は平安貴族の間に始まり、近世に入ってからは近隣の庚申講の人々が集まって夜通し酒宴を行うという風習が民間にも広まり、一般には足元に邪鬼を踏みつけ、六臂で法輪・弓・矢・剣・錫杖・ショケラを持つ忿怒相で描かれることが多いそうです。
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神奈川県逗子市桜山8丁目
JR逗子駅
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