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秋の横浜山手散歩 ブログトップ
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大佛次郎記念館(愛猫家としても知られ、猫の絵や置物が特色) [秋の横浜山手散歩]

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 大佛次郎(おさらぎじろう)の没後、遺族より蔵書や愛用品などの寄贈を受けた横浜市がそれらを収める施設として、横浜市の山手に記念館を建設1978年に開館します。

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 記念館はアーチ型の屋根と赤レンガが特徴的な2階建ての建物で、館内には大佛次郎が収集した文献や雑誌、執筆のための素材や愛用品や「霧笛」「パリ燃ゆ」「天皇の世紀」「鞍馬天狗」などの作品を紹介しています。

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 愛猫家としても知られ、猫の絵や置物が特色です。

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 日本初のワルツ「港」の作曲碑は、1896年に発表された日本初のワルツとして知られる唱歌「港」の作曲碑が港の見える丘公園の霧笛橋前広場に完成、港がにぎわう様子を描いた唱歌「港」は、旗野十一郎氏作詞、吉田信太氏の作曲です。

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港が見える丘公園(山下ふ頭の機動戦士ガンダムが見えた) [秋の横浜山手散歩]

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 幕末に横浜が開港した際に、イギリス軍とフランス軍が当地に駐留します。その後、太平洋戦争後も、アメリカ軍など進駐軍がこの地を接収しますが、解除になってからは、横浜市が公園用地として手に入れ整備し、1962年公園として一般者が立ち入ることができるようになります。

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 1969年に累計150万枚以上を売り上げた、横浜の代表的なご当地ソングとなっている、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」は港の見える丘公園から見た、横浜と川崎の工業地帯の夜景をイメージしたものだと言われています。また、2012年には、スタジオジブリ「コクリコ坂から」の記念スポットとしてUW旗とパネルが設置されています。

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 横浜港を見下ろす小高い丘にある公園からは、横浜ベイブリッジを望む絶好のビューポイントで、今は、40周年プロジェクトの一環として、山下ふ頭に設置されている「機動戦士ガンダム」も見ることができます。

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フランス山公園(ツタがからまる旧フランス領事館跡) [秋の横浜山手散歩]

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 フランス山はフランス軍が1863年にこの地に駐留したのが始まりで、その後フランス領事館と館邸がこの地に建設されました。フランス領事館は関東大震災で倒壊してしまいましたが、フランス領事館跡地のフランス山は横浜市がフランスから買収し、フランス山公園として公開しています。

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 現在残されている廃墟は、1947年の火事の際に焼け残った1階部分で、建坪約24m×18mの規模のレンガ造りの2階建て建造物だったそうです。フランス山には当時、上水道が無かったため、揚水用の風車で水を汲み上げていたそうです。

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 敷地内部には、2階へ登るための階段の基礎部分の壁が残されています。

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 横浜に生まれた有名な俳人(大野林火)句碑「白き巨船きたれり春も遠からず」 

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 愛の母子像(飛行機墜落犠牲者の母子像)生前に海が見たいと願っていたことから、この公園に「愛の母子像」が設置されたそうです。

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横浜市イギリス館/山手111番館(地下にはワインセラーが有る英国総領事公邸) [秋の横浜山手散歩]

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 1937年に英国総領事公邸として建築され、高い天井や重厚なドア、美しい寄せ木の床面など、当時の王室の威厳を感じることができます。1階の南側にはサンポーチ、客間、食堂が並び、広々としたテラスから芝生の庭につながっています。2階には寝室や化粧室が配置され、広い窓から庭や港が眺望できます。

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 アメリカ人の両替商ラフィンは、横浜に立ち寄り箱根に出かけた時、そこで出会ったミヨと大恋愛の末に結婚し、横浜で暮らし8人の子供に恵まれ、この家は結婚する長男のために1926年に建てられたものです。創建当時の意匠はほぼ残っており、1996年に横浜市の所有となり、1999年より一般公開されています。

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 地上2階・地下1階建で、地上部分は木造、地下は鉄筋コンクリート構造。スタッコ仕上げの外壁と赤い瓦で、スパニッシュスタイルでまとめられています。

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山手十番館/外人墓地(外人墓地を望むレストラン) [秋の横浜山手散歩]

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 1967年に明治100年を記念して建てられた「山手十番館」は2Fはレストラン・1Fはカフェとしてオープンしています。

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 外国人墓地をのぞむレストラン山手十番館は横浜の風情を感じながらゆっくり過ごすことが出来ます。

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 横浜外国人墓地は、幕末の米黒船艦隊来航の際の軍人の埋葬により始まり、横浜開港当時の発展に貢献した19世紀の人々をはじめとし、40数カ国の外国人約5,000人が眠っているそうです。墓地内は非公開ですが、毎週土・日・祭日のみ、墓地維持管理募金のための公開をしているそうです。

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  1885年慰留外国人のための劇場「パブリック・ホール」が開場、1908年にゲーテ座に改名しましたが、現在その跡地は、1980年に建てられた岩崎博物館となっています。

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山手資料館(文明開化当時がしのばれる) [秋の横浜山手散歩]

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 元は現所在地に近い諏訪町で牧場を営んでいた中澤氏が、1909年に旧本牧上台57番地に建てた邸宅で、1977年に現在の地へ再移築されます。オレンジ色のフランス瓦が葺かれた半切妻の独特な屋根、ドイツ下見板張りの外壁、鎧戸などが特徴的で、妻飾りや破風には細かな装飾が施されています。

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 関東大震災、第二次世界大戦と度重なる災禍に見舞われた横浜にあっては、大変貴重な明治期の建築物で、現在は民間の資料館として利用され、館内にはチャールズ・ワーグマンのポンチ絵や、ジェラールの西洋瓦等、文明 開化当時をしのばせる展示品など、居留地だった頃から関東大震災までの横浜や山手に関する資料が展示されています。

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バラとカスケードの庭(秋バラがキラキラ) [秋の横浜山手散歩]

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 バラとカスケードの庭は、約80品種500株のバラが西洋館のある丘を彩り、絵画のような景色を楽しめます。

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 カスケード(cascade)とは、連なった小さな滝のことで、イギリス館と山手111番館の間にある噴水広場から階段状の小滝となって庭に流れ落ち、さらに小さな渓流でロックガーデンを形成しています。奥へと歩けば山手111番館(旧ラフィン邸)で、庭園側にはテラス席のある喫茶があります。

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 港の見える丘公園を探勝する多くの人は、展望台までで帰ってしまう人が多い様ですがが、その南側に素敵な庭園が隠れているのを見ない人が多いのは残念です。

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撮影:2020.12.01

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横浜山手本通り(えの木てい・山手234番館ほか) [秋の横浜山手散歩]

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 かつて外国人居留地であった横浜山手には、レトロな洋館が点在しています、「えの木てい本店」もその洋館のひとつで、1927年日本人建築家 朝香吉蔵氏が設計した英国式洋館で、アメリカ人検事が暮らしていましたが、1970年現オーナーのお母様が購入、1979年1階のリビングをカフェとしてオープンします。

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 山手234番館は1927年頃に外国人向けの共同住宅として、現在の敷地に建てられ、ここは関東大震災の復興事業の一つで、横浜を離れた外国人に戻ってもらうために建設されます、設計者は、隣接する山手89-6番館えの木ていと同じ、朝香吉蔵で、1999年から一般公開されています。

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 横浜山手聖公会は外形は大谷石を使ったノルマン様式の聖堂が立っています。

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ベーリックホール(イギリス人貿易商 ベーリック氏の邸宅) [秋の横浜山手散歩]

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 イギリス人貿易商B.R.ベーリック氏の邸宅で、設計者はアメリカ人建築家J.H.モーガン氏で山手111番館、山手聖公会、根岸競馬場も手がけています。スパニッシュスタイルが特徴の西洋館で、2002年から一般公開しています。

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 現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、約600坪の敷地に建つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調とし、外観は玄関の3連アーチや、クワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など、多彩な装飾が施されています。

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エリスマン邸/山手80番館跡(外国人居留地の中心地) [秋の横浜山手散歩]

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 スイス人貿易商フリッツ・エリスマンの邸宅として、1925年から1926年にかけて、山手127番地に建設、エリスマンの没後は数度所有者が変更となり、第二次世界大戦の被害を免れ、1990年に元町公園内に移築・復元されています。

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 山手80番館遺跡は、木立に囲まれた静かな空間で、関東大震災前に建てられた横浜に唯一現存する外国人住宅の遺構で、当時の記憶を今に伝えています、残っているのは住宅の地下部分で、震災当時はマクガワン夫妻が住居していました。エリスマン邸の並び奥にあり、見学用デッキ「ブラフ80メモリアルテラス」が整備され、この一帯は、かつての外国人居留地の中心地で、今日なおその面影を残しています。

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 展望デッキの張り出たところから見た、遺跡の反対側は元町公園のプールです。

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