清春芸術村 ルオー礼拝堂(宗教画家であるルオーを記念した礼拝堂) [旅(桜を探して)]
20世紀最高の宗教画家であるジョルジュ・ルオーを記念しての礼拝堂で、この村を訪れる芸術家たちの瞑想の場でもあり、ステンドグラスはルオー作で、ルオーが礼拝していた自彩の木彫りキリスト十字架像は、ルオーの次女イザベル・ルオーから送られたものだそうです。
白樺林の一角に「ルオーの礼拝堂」があり、白樺派は真っ先にジョルジュ・ルオーを日本に紹介したことからこの美術館にも数多くの作品が集められており、東京日比谷の出光美術館と並んで日本有数のコレクションを保有しています。
小さなパイプオルガンもあるので、ここで結婚式も可能だとか。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
清春芸術村(エッフェル塔の階段と桜) [旅(桜を探して)]
エッフェル塔完成100周年の1983年に、エレベーターが設置されるまで100年近く使用されていた、「鉄の貴婦人」の異名で知られるエッフェル塔の階段は解体され、24の部分に切断されます。エッフェル塔の1階や自由の女神像の横で見ることが出来ますが、その一つが清春芸術村に移設されていて見ることが出来ます。
お隣に立っているのは、現代美術家セザールによるエッフェル像です。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
清春芸術村(茶室 徹と臥龍桜)ツリーハウスの茶室 [旅(桜を探して)]
南西隅の奇妙なツリーハウスは藤森照信の設計による「徹」と命名された茶室で、植わっていた樹齢80年の欅(けやき)を切ってその上にこさえたユニークな作品で、銅板の屋根や漆喰の壁で組み上げられており、中は1.7坪程の広さがあるそうです。
童話かスタジオジブリのアニメにでも出てきそうなスタイルです。
台風の被害で根元が真っ二つに割れ、再起不能かといわれた桜は横たわりながらも見事に咲かせ「臥龍桜」と呼ばれています。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
清春白樺美術館(きよはるしらかばびじゅつかん)セザール作「親指」 [旅(桜を探して)]
今では北杜市の一部となった旧長坂町の清春地区に、清春芸術村があります。このあたりは八ヶ岳と南アルプスに挟まれた台地状の高原にあたり、森や牧場や高原野菜の畑が織りなす長閑な田園風景が広がる風光明媚な地域で、銀座の吉井画廊のオーナーがこの豊かなロケーションを甚く気に入り、交流のあった白樺派の文人たちが果たせなかった「夢の美術館」を具現化するべく廃校になった旧清春小学校の敷地を買い取って、美術館建設を進めたのがその始まりだそうです。
北側に広がる白樺林の中に、一部二階建ての横長の建物で、設計はMOMAのリニューアルでも知られる谷口吉生、内部は白樺派の文人達が愛した印象派の作品や、白樺派と交流のあった梅原龍三郎や岸田劉生の絵画が中心で、作家たちの自筆の原稿や手紙等も展示されています。展示室はそう広くは無いのですが、キュービズム的な立方体を巧妙に組み合わせて展示空間に変化を与え、外光を効果的に取り入れて広く見せる工夫がなされています。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
清春芸術村「光の美術館」アンドレ・ブッツァー(現代ドイツ絵画を牽引する画家) [旅(桜を探して)]
2011年安藤忠雄設計により開館、一切の人口照明がない、自然光のみの美術館は無機質なコンクリートに囲まれた展示室は、四季や天気、太陽の動きによって刻一刻と変化する光のなかに身を置いて作品を鑑賞する空間となっています。
季節や時間とともに変化する自然光のみで作品を鑑賞できる美術館で、訪れた時にはアンドレ・ブッツァーの作品が展示されていました。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
清春芸術村(きよはるげいじゅつむら)ラ・リューシュと桜 [旅(桜を探して)]
若き日のシャガールやモジリアニなど巨匠を生んだアトリエ兼住居として現在もパリの記念建築とされているものと同様のギュスターブ・エッフェルの建築です。
1900年に開催されたパリ万国博覧会のパビリオンに使用されていた、設計図を買いとりまったく同じものを1981年にこの地に建築します。
アーティストのための創作の場「ラ・リューシュ」がパリ以外にもう一つ、ここ清春にも有ります。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
神田(しんでん)の大イトザクラ(山梨県の天然記念物) [旅(桜を探して)]
推定の樹齢は400年以上といわれ、1959年に山梨県の天然記念物に指定され、例年4月中旬から下旬に開花し、周囲にそびえる南アルプスや八ヶ岳の残雪の山々を背景に咲きます。
神田の大イトザクラは近年、樹勢の衰えが著しく、枯れ枝が目立ち始めています。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
蕪(かぶら)の桜並木とシバザクラ [旅(桜を探して)]
無名桜の名所で、地名を取って蕪の桜並木と呼ばれています。天気が良ければ南アルプス・八ヶ岳・富士山が桜越しに見ることができるそうです。
麦や牧草と桜のピンクの色のコントラストが美しく、広い草原には樹齢80年以上のソメイヨシノが並木を作っています。
民家の庭にはシバザクラがサクラに似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせていました。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
眞原桜並木(さねはらさくらなみき)750メートルの桜のトンネル [旅(桜を探して)]
北杜市武川(むかわ)町の牧草地の道路脇に並ぶ200本ものソメイヨシノの並木で、750メートルにわたり桜のトンネルが伸びています。
昭和20年代に入植してきた人達が土地の発展を願い、昭和40年代にソメイヨシノを植樹したのが始まりで、満開時には甲斐駒ヶ岳など南アルプスの残雪を眺めながら、ゆったりと散策できます。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
山高神代桜(じんだいざくら)国指定の天然記念物で樹齢は1800年とも [旅(桜を探して)]
山梨県北杜市武川町山高の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの老木で、国指定の天然記念物です。天然記念物としての名称は山高神代ザクラ(やまたかじんだいざくら)で、樹齢は1800年とも2000年ともいわれています。
桜と同じ頃におよそ8万本のラッパ水仙も咲き、足元の黄色と頭上の薄紅色のコントラストがとてもきれいです。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・