長谷寺「十一面観世音菩薩」は1300年を迎えました [鎌倉あじさい散歩]
2021年はご本尊である「十一面観世音菩薩」の造立1300年の節目にあたると言われ、長谷寺の象徴ともいえる山門の赤い提灯が元旦より、観音様と同じ金色の提灯が掲げられ、参拝者の皆様を迎えています。
「相州鎌倉海光山長谷寺事実」という書物によれば、上人は一本の楠の霊木から二体の観音像を造り、一体は大和 長谷寺にお祀りし、一体はご縁のある土地を求めて海に流しました。721年のできごとです、霊像は15年のあいだ海のうえを漂い、ついに相模にながれついたその像が鎌倉“長谷寺の観音さま”だそうです。
天気が良ければ見晴台からは鎌倉の街並みと由比ヶ浜、遠く三浦半島まで見渡せる眺望です。
地蔵堂は本堂より階段を下ると、その中段奥に見え、当山に帰依する信者の方々の発願により建立され、子安・繁栄のご利益をお授けする 福壽地蔵です。
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