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朝夷奈切通し(あさいな きりどおし)切通しの雰囲気がよく残る古道 [ぶらり鎌倉]

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 朝夷奈切通しは、鎌倉時代の1241年に峠の岩を削る工事が始まり、鎌倉と反対側にある六浦津(むつらのつ)と呼ばれる良港があり、時の執権 北条氏はこれを鎌倉の外港として利用していました。

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 切通しは県道として利用されていましたが、1956年切通を迂回する現在の県道204号線が開通すると、街道としての役目を終え、切通周辺はその後開発がほとんど行われなかったため、現在でも往時の姿を比較的良く残していると言われています。

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 岩盤に磨崖仏が掘られていて中世の雰囲気があります。

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 鎌倉と六浦を結ぶ朝夷奈切通しは重要な交通路として、江戸時代まで切通しは村人たちによって整備が繰り返し行われ、切通しの六浦入口付近には複数の供養塔が残っています。

画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・


神奈川県横浜市金沢区朝比奈町字峠坂
JR横須賀線、鎌倉駅からバス
京浜急行、金沢八景駅からバス

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