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合掌造りの民家(旧野原家住宅/旧山田住宅/旧江向家住宅) [日本民家園]

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 急勾配の大屋根は、手を合わせた形から合掌造と呼ばれ、2階3階は養蚕などに使われ、いろりの上の大きな棚は火の粉が上がるのを防ぐとともに、濡れた物の乾燥などに使いました。これらの民家は越中五箇山にありましたが、ダム工事の完成と共に湖底に沈むところを移築されました。

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 旧野原家住宅(きゅうのはらけじゅうたく)土間が狭いのは平野部の民家と異なって、屋内での農作業が少ない山間の農家に共通する特色で、土間とオエの境は中央部と背面半間を除いて、板壁によってしっかりと仕切られ冬の冷え込みのきつい山地農家ならではの構えです。

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 旧山田住宅は、18世紀初期の合掌造の農家で、床が高いことが挙げられ、これは加賀藩の賦課であった硝煙をつくるためと思われます。

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 旧江向家住宅(えむかいけじゅうたく)は、農家(組頭の家)で、五箇山地方の合掌造は岐阜県白川村のそれとは違って、純粋な切妻造ではく土間妻側の屋根に、ひさしを取り付けた形になっています。

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小田急電鉄、向ケ丘遊園駅
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