浄瑠璃寺(じょうるりじ) [百寺巡礼(五木 寛之)]
京都 第二十八番
「いのちの尊さを知る、浄瑠璃浄土」
本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから九体寺(くたいじ)の通称があり、古くは西小田原寺とも呼ばれています。
緑深い境内には、池を中心とした浄土式庭園と、平安末期の本堂および三重塔が残り、平安朝寺院の雰囲気を今に伝える。本堂は当時京都を中心に多数建立された九体阿弥陀堂の唯一の遺構として貴重です。
梵字の阿字をかたどった池を中心にして、東の三重の塔に薬師仏、西の本堂に阿弥陀仏を配した庭園は極楽世界をこの世に表わしたもので、本堂は横に長く九体の阿弥陀如来を安置しています。
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平安時代には京都を中心にこのような寺も 30 以上あったと云われますがすべて失われ、当時のまま現存するのはここ浄瑠璃寺だけです。
京都府木津川市加茂町西小札場
JR大和路線奈良駅からバス
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