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黒石寺(こくせきじ)岩手 [百寺巡礼(五木 寛之)]

東北 第六十四番

 薬師如来像に浮かぶ苦渋の色

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 729年東北地方初の寺院として行基が開いたとされるが、兵火により焼失、その後807年に坂上田村麻呂により再興され、849年円仁(慈覚大師)が中興して現在の寺号となったとされています。黒石寺蘇民祭は、奥州市水沢にある妙見山黒石寺にて旧正月7日に五穀豊穣、無病息災を祈って行われる、1,000年以上の歴史をもつお祭です。

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 蘇民祭(そみんさい)は、岩手県を中心に日本各地に伝わる裸祭りで、1000年以上の歴史を持つと言われています。岩手県内では毎年1月から3月にかけて複数の蘇民祭が行われ、岩手の蘇民祭の名称で国の選択無形民俗文化財で、その中で最も著名なものは日本三大奇祭ないし日本三大裸祭りの一つに数えられることもある奥州市の黒石寺蘇民祭です。

 2008年の奥州市が作成したポスターについてJR東日本が上半身裸で胸毛の濃い男性が大きく写っているデザインを問題視し、駅構内での掲示を拒否したことがニュースで取り上げられ、蘇民祭の知名度が全国的に上昇したことが有ります。

画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・


撮影:2015.10.19

岩手県奥州市水沢黒石町
JR東北本線、水沢駅

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