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善通寺(ぜんつうじ)空海の生地 [百寺巡礼(五木 寛之)]

四国・九州 第九十三番

空海の生地に根をはる原日本のすがた

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 弘法大師の誕生地である香川県善通寺市にある寺院で、高野山の金剛峯寺、京都の東寺とともに、大師三大霊蹟のひとつで、唐から帰朝した弘法大師が先祖の菩提を弔うため、807年から6年の歳月をかけて建立した真言宗最初の根本道場です。境内は東院と西院に分かれ、東院は伽藍、西院は誕生院と呼ばれており、西院の御影堂の床下には全く光のない中を歩いて弘法大師誕生の聖地をお詣りする戒壇めぐりがあります。

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 本尊・薬師如来を安置する金堂は、東院の中央に位置し創建期の建物は、1558年の兵火によって焼失し、1699年に再建されたものです。

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 五重塔は基壇から相輪までの高さが約43メートル、国内の木造塔として3番目の高さを誇ります。創建以来いくたびかの倒壊、焼失により再建を繰り返し、1902年に完成した現在の五重塔は、4代目となります。

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 樹齢千数百年と伝える大楠(おおくす)は南大門北と五社明神社のかたわらにある2株の楠、いずれも樹齢千数百年と伝えられ、お大師さまの幼少の頃、そして善通寺の創建当時を偲ばせる大木です。

画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・


撮影:2017.11.23

香川県善通寺市善通寺町
JR土讃線、善通寺駅
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