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蓮華院(れんげいん) [好きな街(横浜)]

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 蓮華院は三溪自身が古材を用いて建てた茶室で、自ら開いた茶会をまとめた「一槌庵茶会記」によると大正六年の初陣の茶会から昭和十四年まで、じつに二十三回もの茶会が蓮華院で行われています。第二次世界大戦中は、春草廬などと共に難を逃れるため、解体保存されていましたが、戦後の復旧工事の際、蓮華院があった場所に春草廬が再建され、京都の庭匠 小島佐一により竹林の中の茶室という新たな構想を与えられて再建されました。

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 土間の中央にある太い円柱と、その脇の壁にはめ込まれている格子は、宇治平等院鳳凰堂の古材と伝えられています。 蓮華院という名は、三溪が茶会を催した際に広間の琵琶床に、奈良東大寺三月堂の不空羂索観音が手に持っていた 蓮華を飾ったことに由来しています。

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春草廬(しゅんそうろ) [好きな街(横浜)]

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 三溪園内苑にある、織田信長の弟・有楽[うらく]による建造と伝わる三畳台目の茶室で、月華殿とともに宇治の三室戸寺[みむろとじ]の金蔵院にあったものを、1922年に移築した。

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 横浜に移した原三渓は書院と茶室を分離し、それぞれ月華殿、春草廬と名づけたが、それまでは茶室は九窓亭とよばれていた。葺き切妻造の軽快な屋根に覆われ、軒が深く差し出されている。

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聴秋閣(ちょうしゅうかく) [好きな街(横浜)]

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 徳川家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物で、書院造としての格や茶亭としての機能に応じて緻密に構成されています。L字型の一段下がった杢板敷きの入口は舟で漕ぎ着ける場を想像させ、当初は水辺に面して建てられたのかもしれません。

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 この建物は江戸時代の武士 佐久間将監(さくましょうげん)の作と伝わります。小堀遠州(こぼりえんしゅう)と同時代に幕府の造営・修繕に関わる作事方を務めた人物で両者とも茶の湯に深く似た境遇であったため、遠州はライバル的存在であったのかもしれません。この建物から将監の挑戦・意欲が伺えます。

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月華殿(げっかでん)・天授院(てんじゅいん) [好きな街(横浜)]

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 月華殿は1603年、徳川家康が将軍宣下を受けるために、伏見城に建てられ諸大名の控え室として使われました。伏見城取り壊し後は、宇治の茶の商人から寺院の客殿になりのちに、大正九年に原三渓が三渓園に移築しました。屋根は檜皮葺の入母屋づくり、檜扇の間には檜扇、竹の間には竹の絵が描かれています。欄間には狩野永徳の下絵の菊花の透かし彫りがあります。

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 心平寺地蔵堂は、三渓が1916年に鎌倉の心平寺跡にあった堂を自邸内に移築し、三溪園では「天授院」と呼び、原家の持仏堂として使用していたという。

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「心平寺」
建長寺が建てられた地は処刑地だったといわれ、処刑された者の鎮魂のために心平寺が建てられ、心平寺が創建された1249年に、建長寺の建立が計画され、建長寺の本尊が地蔵菩薩であるのは、心平寺の本尊が地蔵菩薩であったからだといわれています、建長寺仏殿の脇壇に安置されている地蔵菩薩坐像は心平寺のものと伝えられています。

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臨春閣(りんしゅんかく)・旧天瑞寺寿塔覆堂(てんずいじじゅとうおおいどう) [好きな街(横浜)]

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 元々は紀州藩主の徳川頼宣の夏の別荘だったもので、紀ノ川沿いの景勝地に風の抜ける清々しい典雅な御殿として建てられ、移築された三渓園では、池のほとりに水面から浮かび上がるように瀟洒な姿を見せています。内部は狩野派を中心とする障壁画と繊細・精巧な数寄屋風書院造りの意匠を随所に見ることができます。

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 旧天瑞寺寿塔覆堂
豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための建物で、現在、秀吉が建てたものと確認できる数少ないもので、長寿を祝って生存中にたてる墓で、現在、寿塔は京都大徳寺内の龍翔寺にあります。

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神奈川県横浜市中区本牧三之谷
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<ご参考>
経年劣化した臨春閣(第一屋、第二屋、第三屋)の屋根(こけら葺き、檜皮葺き)の修理。 
※第一屋及び第二屋:2018年11月上旬~2019年10月下旬。 
※第三屋:2019年11月上旬~2020年5月下旬。 
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御門(ごもん)・白雲邸(はくうんてい) [好きな街(横浜)]

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 建物内部は非公開、三溪が1920年に隠居所として新築した白雲邸は、簡素ながら選び抜かれた材料が用いられるなど、三溪の好みを伝える空間。

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 すっきりとした白雲邸の空間からは、「美術品や調度品を飾って楽しむための建物はあえて簡素に」という三溪のこだわりが伝わってくる。

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鶴翔閣」(かくしょうかく) [好きな街(横浜)]

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 家族と暮らすための住まいとして1902年に建てられましたが、和辻哲郎や夏目漱石など、多彩な文化人が来訪し、安田靫彦(ゆきひこ)、小林古径、前田青邨(せいそん)ら新進気鋭の画家たちが古美術の鑑賞や勉強会に集いました。

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 客間棟には、横山大観らが滞在して制作した部屋が残されています。整然とした印象の一室ですが、当時、この棟の脇には使用人の控え室が軒を連ね、娯楽室ではビリヤードに興じることもできたとか。鶴翔閣を建てた頃、三溪は富岡製糸場をはじめ全国4か所の製糸所を譲り受け、事業をまさに軌道に乗せた時代でした。この本邸の建築を皮切りに、由緒ある古建築を移築するなど、三溪園の造成を本格化させました。

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横浜 三溪園(さんけいえん) [好きな街(横浜)]

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 三溪園は生糸貿易により財を成した実業家 原 三溪によって、1906年5月1日に公開されました。175,000m2㎡に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されています。

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 東京湾を望む横浜の東南部・本牧に広がる広大な土地は、三溪の手により1902年頃から造成が始められ、1914年に外苑、1922年に内苑が完成するに至りました。三溪が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場ともなり、前田青邨の「神輿振」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれました。その後、戦災により大きな被害をうけ、1953年、原家から横浜市に譲渡・寄贈されるのを機に、財団法人三溪園保勝会が設立され、復旧工事を実施し現在に至ります。

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イングリッシュガーデン(港が見える丘公園) [好きな街(横浜)]

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 イギリス館を背景に広がる園内のローズガーデンには、110種1300株のバラが植えられています。

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 撮影は8月、バラの見頃は春バラ:5月中旬から6月中旬頃、秋バラ:10月中旬から11月中旬頃のようです。

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JR京浜東北・根岸線、石川町駅

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バラとカスケードの庭(港の見える丘公園) [好きな街(横浜)]

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 港の見える丘公園は、名前のとおり横浜港を一望できる小高い丘にある公園で、園内には西洋式庭園や昭和12年築の旧英国総領事公邸などがあります。

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 カスケードと呼ばれる階段状の水路やガゼボと呼ばれる西洋風四阿などが配置された公園では、バラの季節には約80品種500株のバラが、カスケード と西洋館のある丘を彩り絵画のような景色を楽しめます。

神奈川県横浜市中区山手町
JR京浜東北・根岸線、石川町駅

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