白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)国宝 [百寺巡礼(五木 寛之)]
東北 第六十七番
泥中の蓮の花のように
1160年徳姫という女性が発願し建立されたと伝わる御堂が国宝、堂内には、阿弥陀三尊、持国・多聞天王(国重文)が安置されています。現存する平安時代の阿弥陀堂が少ない中、浄土庭園も兼ね備えた、他に類を見ない御堂となつています。
阿弥陀堂は東・西・南の三方を池に囲まれ、正面に当たる南から中の島を経由して堂にいたる参拝道が設けられている。さらに北・東・西は山で囲まれており、阿弥陀堂を中心としたこれらの空間は平安時代末期に盛んだった浄土式庭園の様を成しています。
阿弥陀堂の内陣の須弥壇上には阿弥陀如来像を中心に、両脇侍の観音菩薩像と勢至菩薩像、ならびに二天像(持国天像、多聞天像)の5体の仏像が安置されています。
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撮影:2013.04.15
福島県いわき市内郷白水町
JR常磐線、内郷駅
JR常磐線、内郷駅
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