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長勝寺(ちょうしょうじ)津軽公のミイラ [百寺巡礼(五木 寛之)]

東北 第六十九番

”じょっぱり”の地に立つ名刹

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 長勝寺は、津軽氏の祖である大浦光信の菩提を弔うため1528年に種里(鯵ケ沢町)に創建され、大浦城、堀越城、弘前城と大浦氏(津軽氏)の居城とともに移転し、現在地への移転は、弘前城築城に伴い城の南西に禅林三十三ヶ寺を移して長勝寺を惣禄としたことによります。

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 本堂は、1610年新たに造営され、庫裏くりは大浦城の台所を移築したとも伝えられています。

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 津軽家霊屋は長勝寺の境内のなかに、津軽藩藩主の津軽家の当主の霊屋が並んでいます。津軽家の祖で南部家から独立を果たした為信のものなど、豪華さはないけども立派な建物が5つあります。

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 津軽承祐公のミイラは墓地移転が行われた1954年に発掘されたが、発掘後空気に触れたためか徐々に腐敗が始まったため、永久保存処理を施して、長勝寺に1995年まで安置されていました。その後津軽家の要請により、火葬に付し墓地に収められたという、現在は承祐公のミイラの写真と、かつて収められていた棺を見ることができます。

画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・


撮影:2015.10.17

青森県弘前市西茂森
JR弘前駅

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