永明寺(ようめいじ)津和野の小寺 [百寺巡礼(五木 寛之)]
山陽・山陰 第七十五番
津和野の歴史を物語る小寺の静けさ
深い木々に囲まれたなだらかな坂を上り、門をくぐれば、目の前に大きな境内が広がります。ここは吉見、坂崎、亀井氏といった歴代の津和野城主の菩提寺で、今ではめったに見られない茅葺き屋根に息をのむ美しさです。
茅葺き屋根の本堂は1779年、庫裡(くり)・鐘楼(しゅうろう)などの建物は1859年に再建されたもので、寺宝館には、仏像や古文書が展示されています。
境内地は、国史跡「津和野藩主亀井家墓所」の一部として指定されており、亀井家の分家である高崎亀井家墓地や、家老多胡家墓地があります。その他に初代津和野藩主であった、坂崎直盛の墓や、明冶の文豪、森鴎外の墓もあります。
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撮影:2017.11.21
島根県鹿足郡津和野町
JR山口線、津和野駅
JR山口線、津和野駅
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