一畑薬師(いちばたやくし)「目」のお薬師様 [百寺巡礼(五木 寛之)]
山陽・山陰 第七十四番
”目のお薬師さま”に詣でるひとびと
出雲神話の国引きの舞台を一望できる島根半島の中心部、標高200メートルの一畑山上にあり、「目のお薬師さま」として、古くから全国的に知られ、1300段余りの石段(参道)でも有名です。
創開は平安時代894年、日本海の赤浦海中から漁師の与市(よいち)が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、与市 の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな幼児が助かったことから、「目のやくし」「子供の無事成長の仏さま」として広く信仰されています。
境内には「薬師瑠璃光如来」を本尊とするお堂をはじめ、八万四千の仏様が奉納されている「八万四千仏堂」、百八基の燈籠がならぶ参道などがあります。
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島根県出雲市小境町
JR松江駅から一畑電鉄一畑口駅
JR松江駅から一畑電鉄一畑口駅
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