本山慈恩寺(じおんじ)東北屈指の巨刹 [百寺巡礼(五木 寛之)]
東北 第六十八番
そこにあった信仰と新しい信仰
奈良時代天平年間に聖武天皇の勅命によって開基されたと伝えられている古刹で、江戸時代の寺領2800石余は東北随一で桃山様式、鎌倉様式などを残しています。
山門は1736年築造、3間1戸の楼門造で、入母屋造、八脚門で銅板葺。舞楽奏上の舞台とは山門から延びる渡り廊下によりつながり楽屋となっています。
本堂は1618年最上氏により築造、本尊木造弥勒菩薩、釈迦如来坐像、地蔵菩薩坐像、不動明王立像、降三世明王立像、木造騎獅文殊菩薩、木造騎象普賢菩薩、十羅刹女像、木造二天王立像、木造如来坐像及び両脇侍立像、木造如来立像、木造菩薩坐像、木造力士立像などを安置しています。
三重塔は、1608年築造されるも焼失、1830年に再建されています。
画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・
撮影:2015.10.21
◆インターネットで拝観(Youtube)
本山慈恩寺 ~薬師三尊・十二神将 web拝観~
本山慈恩寺 ~薬師三尊・十二神将 web拝観~
山形県寒河江市慈恩寺
JR左沢線、羽前高松駅
JR左沢線、羽前高松駅
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